保守の心得を読んだ
- 天皇は2000年続いていることそのものが、理屈、理由、価値
- エドマンドバーグなどの話を盲目的に日本へ適用しても前提がちがうだろうと
- 富国強兵。一に経済、二に経済。経済的繁栄なくして内政も外交もうまくいかない
- 増税阻止できなかったのに、どうして財務省をねじ伏せて防衛費増やせるというのか
- リアリズム、パワーなくしては外交もない
- 憲法改正、日本国憲法を土台にしても意味がない。帝国憲法をベースに
- 総理すら機能しなくなる有事を想定するならば、統帥権を天皇へ再設定
天皇、経済、外交、軍事、憲法入門という感じ。期待していたのは、保守思想と右翼左翼との比較や独自性などを知りたかった。最近、保守は右翼ではないとの言説に興味がでてきたので読んでみたけどあまり書いてはなかった。
上念曰く 「右翼は過去に、左翼は未来へ理想をみている。保守自由主義はそのような設計主義はうまくいかないと言う価値観」
このような話を深堀した本が読みたいと思う。